top of page

Create Your First Project

Start adding your projects to your portfolio. Click on "Manage Projects" to get started

十王図 欄間彫刻 廻向堂 念佛宗

廻向堂の彫刻

十王
十王とは、死後、その人の生前の行いを審判する、冥界(めいかい)の十人の王たちのことです。
死者の裁判官として、最も有名な閻魔王は、実は地蔵菩薩が姿を変えたものであるといわれ、他の王たちもそれぞれ佛や菩薩が仮に姿を変えて出現しているのです(本地垂迹説)。
初七日に秦広王に審判を受け、十四日に初江王、二十一日に宋帝王、二十八日に五官王、三十五百に閻魔王、四十二日に変成王、四十九日に太山王と七日毎に審判され、百箇日は平等王、一周忌は都市王、そして三回忌の五道転輪王まで生前の行いが審判されます。

欄間:秦広王    蛙股:不動明王(本地)
欄間:初江王    蛙股:釈迦如来(本地)
欄間:宗帝王    蛙股:文殊菩薩(本地)
欄間:五官王    蛙股:普賢菩薩(本地)
欄間:閻魔王    蛙股:地蔵菩薩(本地)
欄間:変成王    蛙股:弥勒菩薩(本地)
欄間:太山王    蛙股:薬師如来(本地)
欄間:平等王    蛙股:観音菩薩(本地)
欄間:都市王    蛙股:勢至菩薩(本地)
欄間:五道転輪王  蛙股:阿弥陀如来(本地)

bottom of page